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【インタビュー】第15回JKJO全日本空手道選手権大会(一般男子)

2023.10.5
レポート

一般男子軽量級 優勝
新里 誠光(武立会館)

武立会館の稽古で、出稽古に訪れる関東のトップ選手らに揉まれ強くなることで優勝を手にできた
 
「今大会、対戦した全選手が強く余裕のある試合などひとつもなかったので、言い換えれば自分との闘いの連続でした。それでも、絶対に優勝すると誓って出場したので、今は優勝できて本当によかったと思っています。JKJO全日本は2021年に続いて今回が2度目の出場です。前回は2回戦で敗退したので、それをバネに稽古を続けてきました。自分が所属する武立会館は、渡邊将士先生(JKJO第1回全日本優勝者)や木村敬代先生(JFKO全日本2連覇)が細かく指導してくれていますし、また関東の強豪選手が出稽古に来ているので、その中で揉まれ、いろいろなアドバイスを頂いたことが今回の優勝につながったんだと思います。本当に感謝しています。酒井選手との決勝戦では、スピードのある相手で上段廻し蹴りが顔をかすめることもありましたが、試合後半、自分の組手に持ち込むことができたのが勝因だと思っています。今回の優勝をきっかけに、JFKO全日本をはじめとする多くのビッグトーナメントで結果が出せるよう、これからも稽古を続けていきたいと思っています。」(新里 誠光)
 

一般男子軽中量級 優勝
紅谷 凱(極真拳武會さいたま浦和)

2連覇できたが、若い空手家がひしめく階級だけに油断ができなかった。
次はJKC主催の”インカレ”に出場します!
 
「今大会まで、2連覇することを目標に仕上げてきたので、まずは連覇できてうれしく思っています。決勝で対戦した秋山選手とは昨年の決勝戦でも対戦し、今年8月の極真拳武會2023廣重杯の決勝戦でも対戦していて、今回で3度目の対戦となりました。過去2回は勝っているものの、互いの手の内を知り尽くしている相手ですので、戦いにくさはありました。決勝戦前半、秋山選手が自分の技が出せない間合いで戦ってくるなど、研究されているなと感じましたし、また苦戦もしました。(判定が3-2と僅差だったことについて)前半は自分に旗が上がらないのではという気持ちがありましたが、ラスト40秒ぐらいで下突きがヒットし出し、そこで勝負をつけることができたと思いました。そういった意味では、やはり僅差だったと思います。軽量級、軽中量級はルーキーも多く、また勢いもありますので、予想の付かない試合展開になりやすく油断ができないと思っていましたが、今回、身をもってそれを感じた次第です。次はJKCのインカレに出場し、さらにJFKO全日本の優勝を狙いたいと思っています。」(紅谷 凱)
 

一般男子中量級 優勝
中山 拳杜(白蓮会館姫路)

石野選手や呉屋選手、福永選手など各流派のトップ選手らがひしめく中、優勝できたことが自信になった
 
「昨年のJKJO全日本では軽量級に出場し2回戦で負けているので、今回は優勝できて素直にうれしいです。この階級は、JKJOの石野源太郎選手(桜塾)や極真連合会の呉屋広樹選手(極真会館関西総本部)、KWF極真の福永匠真(KWF千葉田中)など各流派を代表する選手が出場しているので、果たしてどこまで自分の空手が通じるのかという不安もありましたが、自分から攻撃をしかけることを心掛けていたからか、緒戦から最後まで自分の組手で戦うことができたので、それが結果につながったと思っています。準決勝で対戦した呉屋選手とは初対戦でしたが、突きの強い攻撃力のある選手でした。また決勝戦の福永選手も突きが強く圧力を感じました。今大会で得た課題はパワー不足。今後さらに伸ばしていきたいと感じたのはスピードとフィジカルです。次は11月の、自分の所属する白蓮会館の全日本に出場し、優勝を狙っていきたいと思っています。」(中山 拳杜)
 

一般男子重量級 優勝
芦髙 侑平(極真会館関西総本部)

”選手ファースト”というJKJOスピリットが大好きなので、来年も出場したい
 
「今回は運がよかった、というのが素直な印象です。準決勝の相手は樋口和真選手(修武會)と思っていましたが欠場となり、代わりに上がって来た浅野慶太郎選手(無限勇進会)は以前、自分と同じ極真連合会に所属していたので、強化選手稽古などで稽古したこともあり、彼の組手を肌で知っていたので比較的落ち着いて戦うことができました。もう一方のブロックの準決勝となった早川羅偉選手(桜塾)と河合透吾選手(修武會)でアクシデントがあり、結局、決勝が不戦勝となったので、浅野選手と準決勝を戦うだけで、ダメージもなく優勝が決まってしまったという感じでした。(㈳極真会館の第5回世界大会王者としての、優勝への使命感とプレッシャーについては?)優勝しなければいけないという思いは当然ありましたが、これは他の大会も同じです。今年は、1月の極真統一全日本、4月の極真第5回世界大会、5月のJFKO全日本、6月の極真全日本ウエイト制、そして今回のJKJO全日本と5大会に出場して、JFKO全日本以外はすべて優勝できました。自分は”選手ファースト”というJKJOのスピリットが大好きなので、今後も出場させて頂きたいと思っています」(芦髙 侑平)