2023年度「第3回JKJO全日本シニア空手道選手権大会」において、全国の強豪をなぎ倒し見事頂点に登りつめたベテラン拳士に、今年度の意気込みを聞いてみた。新たなシニアの新星が誕生するのか、それともチャンピオンが貫禄を見せつけ返り討ちにするのか、今年のシニアバトルも注目だ！
 
「第４回JKJO全日本シニア空手道選手権大会」
日時／2024年9月22日（日）
会場／東和薬品RACTABドーム（大阪府門真市）
 

2023年度男子シニア（40〜47歳）軽量級 優勝
三ヶ嶋 文英（練）

ーー昨年の大会を振り返って、優勝された反響をお聞かせ下さい
コロナ禍は自身の大会出場を自粛していたため4年のブランクがあり、復帰2戦目で運良く優勝出来たので道場生、普段お付き合いのある先生方に声を掛けていただきました。また道場生もとても喜んでくれ、選手の士気も高まったので出場して良かったと思います。
 
ーー毎回の稽古をどのような気持ちで臨んでいますか？
自分の道場は若手の選手が多く、出稽古も全日本レベルの選手が多く来てくれているので、若い選手に混じっての稽古になります。シニアとはまた違った戦略を取らなければいけないので相手によって自分の動きを調整して相手の良いところを制御するような組手を心掛けています。
 
ーー戦いたい相手、もしくはライバルを教えて下さい
年齢と階級は違いますが、空手道MACの栗原先生と戦いたいです。自身今年が若い48歳未満のラストイヤーなので連覇して来年、栗原先生と拳を交えたいです。
 
ーー試合で勝つために必要な事は何だと思いますか？
当たり前の事ですが、常に考え続ける事、常に自分のペースを保つ事です。シニアは空手歴が長いベテランが多いのでそれを出来るのが勝てる条件だと思います。
 
ーー空手を長く続けてこられた秘訣を教えて下さい
空手を通して沢山の仲間に会えた事に尽きると思います。もう1つ時は自分が望む限り精神と技術の向上が出来る事ですね。
 
ーー空手は自身の人生をどのように豊かにしてくれましたか？
沢山の空手の仲間と出会えて交流出来た事で、人として成長ができた事だと思います。
 
ーー今年のJKJO全日本シニアに向けての抱負をお聞かせ下さい
一般部とは違い絶対王者がいなく実力が拮抗しているからこそ連覇する事に重みや価値があると思います。4月の統一極真も優勝出来たので、冷静に戦って連覇したいと思います。
 

2023年度男子シニア（48〜59歳）重量級 優勝
石川 裕雄（七州会）

ーー昨年の大会を振り返って、優勝された反響をお聞かせ下さい
色々な会場で声を掛けてもらえる事が増えました。ありがたいです。もっともっと反響が出るよう頑張ります。
 
ーー毎回の稽古をどのような気持ちで臨んでいますか？
今日生きて元気に体を動かせること、子供達に空手を伝えられることに感謝して、今日一日を楽しむ事を意識しています。
 
ーー戦いたい相手、もしくはライバルを教えて下さい
同門の菅原一訓、新極真のレジェンド達です。
 
ーー試合で勝つために必要な事は何だと思いますか？
運と不断の努力、勝つという強い気持ち。
 
ーー空手を長く続けてこられた秘訣を教えて下さい
自分や仲間の成長、空手を楽しむ事
 
ーー空手は自身の人生をどのように豊かにしてくれましたか？
空手道→道→人生
空手と出会って、西尾富士幸会長と出会って、自分の今があります！ありがとうございます。感謝！！
 
ーー今年の JKJO 全日本シニアに向けての抱負をお聞かせ下さい
今年も勝って、未だ見ぬレジェンド達を引っ張り出すぞ！