各道場で強い選手を育て、道場の運営の傍ら、JKJO でも選手のために頑張っている先生たちの生の声をインタビュー形式で引き出します。今回はJKJOで最も活躍する3人の若手の先生をご紹介します。
◎ 重政 寛樹(武煌会館 代表)JKJO 監事、キャリアサポート委員会 副委員長、選手強化委員
◎ 田澤 渉(空會館 代表)JKJO 監事、プロジェクト委員会 委員長、選手強化委員
◎ 来島 臣二(慧昇會 代表)プロジェクト委員会
ーーそれぞれの役職(役割)を教えて下さい
◎ 重政
昨年10月からJKJO監事を努めさせていただいております。他、キャリアサポート委員会の副委員長、JKJO強化委員です。
◎ 田澤
私も10月からJKJOの監事、プロジェクト委員会の委員長、JKJO強化委員を努めています。
◎ 来島
私は現在、プロジェクト委員会で勉強させていただいております。
ーー入ったきっかけを教えて下さい
◎ 重政
強化委員は吉村強化委員長より声を掛けていただき、微力ながら選手強化のために協力させていただいております。キャリアサポート委員会は竹中委員長より新体制になる際お誘いいただき、活動内容に共鳴し加盟させていただきました。
◎ 田澤
プロジェクト委員会発足の際、酒井代表からお声を掛けていただきまして、若手の先生が中心となってJKJOを盛り上げてほしいと竹中先生が委員長としてスタートしました。現在、私が2代目委員長を務めさせていただいております。
◎ 来島
3年前のJKJO全日本大会後にプロジェクト委員会発足の話しを聞きまして、酒井代表と竹中先生が山口までお越しいただき声を掛けていただいたのがきっかけです。慧昇會がJKJOに加盟したのが2020年で、まだ加盟間もないのに誘っていただいたことが本当に嬉しかったですね。
ーー改めて、それぞれの活動内容を教えて下さい
◎ 重政
キャリアサポート委員会は、選手たちが長くフルコンタクト空手を続けられるように、高校や大学への進学、就職先の斡旋までサポートすることが主な活動内容です。その為に高校や大学の協力校を広げたり、スポーツ人材を求めている企業を探したり、日頃から竹中委員長を中心に活動しております。
◎ 田澤
プロジェクト委員会は様々な企画でJKJOを盛り上げるために活動している、JKJOの広報的役割を担っています。「JKJO TEAM BATTLE」はプロジェクト委員会が企画・運営をしております。
ーー今年度の活動内容をお聞かせ下さい
◎ 重政
今年度も全日本大会出場選手の学校への「出場報告」「入賞報告」をして、フルコンタクト空手の認知を広げ、協力校を増やして進学へのサポートをしていきます。今後は協力企業も募って就職へのサポートもしていきたいですね。
◎ 田澤
今年度も選抜指定大会の優勝者の中から「MVP」、今回で4回目を迎えます「女子選手合同稽古」、更に今年は動画やSNSなどで選手をもっと取り上げられるような企画モノにも力を入れていきたいですね。
◎ 来島
プロジェクト委員会の大きな役割の一つ「JKJO TEAM BATTLE」が今年も9月に開催を予定しております。年々各地区の団結も増して盛り上がってきていますので、昨年以上に盛り上がるよう考えていきます。
ーー各委員会の将来のビジョンをお聞かせ下さい
◎ 重政
何度も言いますが、選手たちが長くフルコンタクト空手を続けられるように、高校や大学への進学のサポート、そして就職先の斡旋まで当委員会がサポートしていきたいです。更に、その受け皿が各地区に広がれば理想ですね。
◎ 田澤
縁の下の力持ちじゃないですけど、プロジェクト委員会がJKJOをサポートしながら、もっともっと選手を鼓舞できるような企画で盛り上げていきたいですね。その為にもっと若い先生をメンバーに召喚して、より選手目線に近いアイデアでJKJO全体を盛り上げられたらと思います。
◎ 来島
田澤委員長と同じ考えですが、もっと言えば、各地区で開催されています「選抜指定大会」や「地区選抜大会」その特色を残しつつ、各地区選抜大会からもう一度盛り上げていって選抜指定大会、そして全日本大会へ繋がるような流れをプロジェクト委員会がサポートしていけたら良いですね。
ーー各道場のビジョンも教えて下さい
◎ 田澤
空會館はもちろんJKJOを目標としていますので、より多くの選手が全日本大会に参加し、一人でも多くの全日本チャンピオンが誕生することが目標ですね。現在はジュニアが多いですが、高校、一般となっても続けていけるような組織体制も整えていきたいです。
◎ 重政
武煌会館もJKJOを目標としていますので、ジュニア、一般共にチャンピオンを輩出していきたいです。道場としても指導員を増やし、広島、岡山と言えば「武煌会館」と言われるような道場を目指していきます。
◎ 来島
慧昇會の道場名の由来は、漢字は違えど「継承」の意味も込められていますので、ジュニアから一般、そして親子代々続けてもらえるような、後世に残せる道場にしていきたいです。
ーーJKJOの良いところを教えて下さい
◎ 田澤
試合に負けたら終わりじゃなくて、演出があったり、メディアやSNSに取り上げられたり、常に選手目線、保護者目線なところが魅力だと思います。
◎ 来島
私も子どもが選手として頑張っているので常に感じるのですが、選手だけでなく保護者が喜ぶことをJKJOは考えてくれているのが素晴らしいと思います。「文部科学大臣杯」なんて他では真似できないですからね。
◎ 重政
選手ファーストはもちろん、審判の教育、セコンドライセンス制度を取り入れている組織は他にないと思います。その中でもJKJOの根元、ルールを統一し審判の質の向上に重点を置いているのは素晴らしいことだと思います。
ーーキヤリアサポート委員会からメッセージ
◎ 重政
選手がフルコンタクト空手を長く続けられるように、進学から就職までサポートしていける組織つくりを強化していきますので、まだ発足間もない委員会ですが、これからのキャリアサポート委員会にご期待下さい。そして、進学のこと、就職のこと何でもご相談下さい。
ーープロジェクト委員会からメッセージ
◎ 田澤
これからも選手や保護者目線に立って、選手ファーストでJKJOを盛り上げていきますのでご期待下さい!
◎ 来島
JKCが掲げている「温故知新」という素晴らしい言葉があります。古きを温めて新しきを知る、酒井代表も以前インタビューで言われてましたが、プロジェクト委員会も良いところは継承しながらも、時代の流れに合った良いものは柔軟に取り入れて、プロジェクト委員会独自の盛り上げ方をしていきます!
ありがとうございました!