「リベンジを果たし、掴み取った2度目の頂点」

去年3位に終わってしまった悔しさがあったので、今回の目標は「優勝」しかありませんでした。まずは無事に結果を残すことができて、ホッとしています。
今回のトーナメントで、気持ちの面で一番大きかったのは準決勝の金城選手との試合でした。通算3回目の対戦だったのですが、去年負けた時は相手のヒット&アウエイのペースに巻き込まれ、追いかけきれずにラスト30秒で押し切られてしまいました。だから今回は「絶対距離を取らせない」「前へ出続けて追いかける」ことを徹底し、リベンジを果たすことができました。
決勝の山内選手戦は過去に2勝している相手でしたが、蹴りの軌跡が大きくて強い選手です。試合ではまず、相手にも気持ちよく蹴らせないこと、そして審判への見せ方を意識してパンチをしっかり当てる組み立てで勝ちきることができました。
実は8月に2試合をこなした中で、自分のポジション取りや「自分から動く勢い」が足りないという課題が見えていたんです。この1ヶ月間、その勢いを取り戻す稽古を続けてきた成果が、土壇場での強さにつながったと感じています。
19歳になった今、年内には11月のJKC、そして12月のIKON世界大会が控えています。残り2試合も確実に勝ちにいきます。そして来年は、最初に優勝した時に果たせなかった「JKJO全日本大会2連覇」を絶対目標にして、さらに強くなった姿を見せたいです。

「自分しか感じられないプレッシャーを強みに、メンタルで掴み取った勝利」

今回の全日本大会で優勝できて、うれしい気持ちはもちろんありますが、それ以上に「ホッとした」「安心した」という思いが強かったです。
今年はメディアに取り上げていただく機会も多く、周囲からの期待や「連覇」へのプレッシャーをすごく感じていました。ですが、応援し支えてくださる方々に結果で恩返ししたいという気持ちの方が強く、このプレッシャーは「自分にしか味わえない特別なもの」と良い意味で捉えて試合に臨むことができました。
階級を中量級に上げて、軽量級の時とは戦い方が変わりました。中量級は一発一発のパンチの重みやパワー勝負、間合いの取り方がまったく異なります。私は中量級のなかでは体重が軽い方なのでパワー勝負は難しい部分もありますが、自分の組手スタイルには中量級の方が合っていると感じています。
決勝戦の酒井希羽(七州会)選手との対戦では、相手に自分の組み手をさせない、やりづらい戦い方にシフトを変えて臨みました。焦りは一切なく、「常に大丈夫だ」と言い聞かせながら落ち着いて戦うことができたのは、精神面での大きな成長だと思います。2分間という試合時間の中で、流れを冷静に見極め、戦い方を崩さないように意識し続けました。
技術的には怪我などもあり「すごく成長した」と胸を張れる部分は少ないかもしれませんが、諦めなかったメンタル面こそが、今回の勝因であり一番の成長だと感じています。
現在は、まだ次の自分の試合が決まっているわけではありません。まずは一区切りがついたので、11月に控える子供たちのJKJO全日本ジュニア大会に向けて指導に力を入れ、みんなが良い結果を出せるようしっかりとサポートしていきたいです。

「初出場のJKJO全日本で掴んだ頂点」

この度は、第18回JKJO全日本空手道選手権大会に参加させて頂きありがとうございました。
私たちの道場がJKJOに昨年末に加盟させて頂きました。初出場となる今回は、日頃から共に汗を流している仲間達と挑戦する事を決めました。
出場するにあたり、一番意識したのはルールへの対応です。間合いに応じて構え、手の位置を見直し、また攻撃の手数を上げていく練習に重点を置いて稽古をしてきました。トーナメント表が出たときは強豪選手ばかりで「どこまで自分の組手が通用するか」と考えましたが、誰が相手でも自分の組手が出来るよう心がけてきました。
決勝戦の小林選手は、過去に比叡山合宿で一緒に練習したこともあり、突きの回転が早く接近戦が強い印象でした。
今回の小林選手との決勝でも対格差やパワーに押し込まれないよう、近接戦でしっかり打ち合うことを意識し、後半にかけて自分のペースで戦えるようにセコンドに入ってくださった師範の声やアドバイスを聞きながら、ポジションを意識して冷静に戦うことができたと思います。
また、今回の大会を通じてフィジカルの強い選手が多く、身体の強さの重要性を身をもって実感しました。
来年のJKJO全日本大会での2連覇を目指し、フィジカル&心技体共に鍛えられるよう、日々精進していきたいと思います。
たくさんの仲間や生徒たちが応援のため大阪まで足を運んでくれました。
道場の垣根を越えて、多くの方々から温かい応援をいただき、改めてたくさんの方に支えていただいていることを実感しました。
会場まで足を運んでくださった皆様、そして応援してくださった皆様に、心より感謝しています。本当にありがとうございました。

「悲願の初優勝と更なる高みへ」

一昨年のベスト8、昨年の準優勝を経て、3度目の挑戦となった今回のJKJO全日本大会で、念願の初優勝を飾ることができました。「今年こそは絶対に優勝しなければいけない」という強い気持ちが実を結んだとうれしく思っています。
昨年、決勝戦で負けた新里選手が階級を上げたことで自分自身がトップシードとなり、例年以上の緊張感やプレッシャーを感じていたのも事実です。それだけに、優勝が決まった瞬間は最高に嬉しい気持ちとともに、大きな安堵感が広がりました。一昨年から目指していた優勝をようやく掴み取ることができたという思いです。
今大会、初戦から準決勝までの対戦相手はすべて、昨年の同大会でも戦った選手たちでした。そのため「倒さなければ」という意識が強すぎて、序盤は力みが出てしまい、自分らしい組手ができないもどかしさもありました。
決勝で対戦した今選手とは、ジュニア時代に2度戦った経験があり、直近の全日本ジュニアでも今選手の超接近戦に手こずり延長までもつれ込む接戦でした。今回も一歩も引かない展開を想定していましたが、腹部へのボディ打ちが上手く決まり、自分の流れを作ることができました。相手に減点が入った時点で「ミスをしなければ勝てる」という確信はありました。
来年は最大の目標である来年5月のJFKO全日本大会での優勝、さらには1年後のJKJO全日本大会での2連覇に向けて、さらに自分を高めていきたいと思います。

「2階級制覇で得た自信と来年への希望」

今回、それまでの軽量級から中軽量級に階級を上げて、これまで経験のない一階級上の強豪たちとの対戦できると楽しみ半分、不安半分の気持ちで臨みました。結果的に優勝という形で終えられて、本当に良かったと思っています。
5月のJFKOで優勝できなかったので、そこからは本格的な肉体強化に取り組みました。ウエイトトレーニングに真摯に取組み、食事量も大幅に増やして基礎体重を2kgほど引き上げたんです。単に体が大きくなったから階級を上げたというより、上の階級で戦うために「無理をしてでも体を作った」という感覚です。その成果もあり、今大会では相手の攻撃を受けたりぶつかり合ったりした際もブレが小さくなり、自分のペースを守りやすくなったと実感しました。
大会中で一番印象的だったのは、やはり準決勝での神谷選手との試合です。彼の強く早い突きに崩されないよう意識しつつ、自分のスピードと技の切れで勝負しようと臨みました。決勝の細田選手との試合も同様で、相手の直線的な突きや膝蹴りを抑え込み、自分の切れ味ある攻撃を打ち込むイメージがうまくハマったと思います。ただ勝つだけでなく、納得のいくパフォーマンスで優勝できたことが何よりの収穫です。軽中量級でも十分に戦っていける手応えを得られました。
技術的には、組手の細かい部分を突き詰めすぎて動きが窮屈になっていた時期がありました。渡辺先生の助言もあり、一度リセットして「シンプルに良い動きをして、キレのあるパンチから、最後はラッシュをかけて勝つ」と頭を切り替えたことが良い結果に繋がったのだと思います。
ここから来年5月のJFKO全日本大会軽量級優勝、さらには秋のJKJO全日本大会軽中量級2連覇を狙います。

「実力で掴み取った頂点。技を磨き、納得の組手で連覇を目指す」

去年の全日本での準優勝は、正直「運が良かった」という気持ちもありました。その一方で、決勝まで勝ち進めたこと自体は自分の力であり、素直に喜ぶべきことだとも受け止めていました。
ただ、周りから「たまたま勝ち上がった」と見られる部分もあったかもしれません。だからこそ今年は、しっかり勝ち進んで優勝し、実力を証明したいという強い気持ちがありました。同時に「下手な試合はできない」というプレッシャーも抱えての挑戦でした。
この1年は、自分の課題だった技術面やポイントにつながる技や試合展開の部分に磨きをかけてきました。自分では判定で勝っていると思っていても、旗が上がらないのは客観的な見え方に問題があるからです。そこで、パンチや蹴りのコンビネーション、攻撃を出すタイミングや当てるポイントを日頃から意識し、基礎体力も鍛え直しました。
今大会で一番ハードだったのは、実は1回戦です。シード枠で緊張もありましたし、勝ち上がって勢いに乗っている相手に対し、こちらは身体が固くなっていて危ない場面もありました。ですが、試合開始から1分ほど経ち、手応えのある攻撃が入ってからは視野が広がり、冷静に自分のペースを取り戻せました。
決勝戦の三間 俊也(勇誠会井上)との対戦では「同じ結果では終われない」と気合を入れ、強みのパンチで相手の動きを止めながら自分の流れを作ることができました。判定での勝利ではありましたが、今年は実力を発揮して勝ち取れた優勝だと実感しています。
今後は、誰が見ても文句なしに「勝った」と伝わるような、倒し切る組手を目指したいです。技ありや一本をしっかり取り、さらに上のレベルへ成長していきたいと思います。狙うのは、JKJO全日本大会での2連覇です。

「苦しい展開を凌ぎ切り連続戴冠。目指すは世界再制覇」

JKJOでの2度目の優勝を果たし、まずは無事に終えられてホッとしています。「勝って当たり前」という周囲の視線や期待もあるなかで、結果を残せたことには安心しました。
今回のトーナメントは決して楽な道のりではありませんでした。近年はマイナス90kg以下のカテゴリーを主戦場にしているため、準決勝や決勝と無差別ならではの大型選手との対戦が続き、かなりタフな戦いになりました。決勝の相手も身長197cmと頭一つ大きく、体重差やパワー感に序盤は戸惑う場面もありました。
自分本来の距離感で戦おうと間合いを詰めましたが、攻め込めたというよりは詰まってしまった感覚に近く、内容としては反省点も残ります。実はここ数大会、1〜2週間前から動きに「バグ」のようなズレが生じるようになり、自分の思い通りの動きができなくなっていました。それでもこれまでの経験を生かし、相手のハイキックや膝蹴りを凌ぎながら最後まで自分の攻めを貫けたのは良かったです。
この夏場は、身体への負担を考慮して1週間単位で運動量を考え、コントロールしながら稽古を続けてきました。年齢的にも疲労のコントロールが重要になるため、コンディションを見極めながら準備を進めてきた成果は出せたと思います。
今後については、まず11月に控える自派である極真連合会の全日本大会がメインの目標となります。そしてその先には、来年のJKJO全日本大会での2連覇、さらには2年後の世界大会も控えています。一時は引退も考えましたが、次の世界大会までは現役として走り続け、しっかり結果を残していきたいです。
