4月24日（日）JKJO 全日本強化練習会兼強化指定選手ワッペン授与式が愛知県邦和スポーツランドで行われました。
ジュニアは昨年度の全日本選手権の入賞者及び各地区推薦選手、一般はJFKO全日本に出場する選手を中心に強豪選手たちが集結。総勢300名が午前午後の部に分かれ稽古に挑みました。
冒頭、酒井代表理事より激励の言葉をいただき稽古スタート。新たなメンバーを加えた強化コーチ陣10名も気合十分。午前の部は小学1年生から6年生までの選手構成。全員でシャドー＆フィジカルトレーニング、「最初から気持ちが抜けているようではワッペンは渡せないよ！」と冒頭より強化委員長の檄が飛びます。息を上げさせ、昨年度の中高生の全日本チャンピオン、一般全日本の入賞者に胸を借り、掛かり稽古。ジュニア選手たちは普段手を合わす事のない憧れの選手たちに全力で挑み、アドバイスに真剣に耳を傾けていました。ラスト1時間はスパーリング、ライバル、先輩たちとガッチリ組み合いました。稽古終了後の選手たちの表情からすべて出し切ったことが伺い知れます。
 
2部は中学生から一般選手、JFKO全日本に出場するチームJKJOメンバーでの稽古。1部同様の稽古構成ですが、スパーリングに時間を割き行いました。チームJKJOメンバーの稽古は成田・久保田両鬼コーチ主導で行われ、30ラウンドを超えるスパーに選手たちは気力を振り絞り最後まで自分と向き合い「負けられない戦い」JFKO全日本に思いを募らせていました。総じて活気のある素晴らしい練習会となりました。「返事」「挨拶」「気合い」どれをとってもJKJOのトップ選手にふさわしい意識の高さでした。各担当のコーチも終始声を出し、その熱量が選手たちを鼓舞させました。
 
そしてこの練習会を乗り切った選手たちにJKJO強化指定選手の証「日の丸ワッペン」の授与。酒井代表、松井会長はじめ、選手強化コーチの先生方から一人一人に声を掛けて渡されました。選手の皆さん、よく頑張りましたね。流した汗の結晶がそのワッペンです。誇りとプライドを持って堂々と着けてください。今日、ともに稽古したJKJOの仲間に感謝し、この経験を活かし10月の一般、11月のジュニア全日本に向け頑張りましょう。そして間近に迫ったJFKO全日本選手権、昨年以上の結果を残すべく、「チ―ムJKJO」一丸となって挑みましょう。
 
参加頂いた理事の皆様、選手強化委員会の先生方、指導補助に入ってくれた中山道場、真誠塾、武奨館の先生方、ありがとうございました。
心より感謝いたします。
 
レポート
JKJO選手強化委員長
武奨館吉村道場　吉村  裕