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今週末に迫ったJFKOを前に女子JKJOチャンピオン3人にインタビュー

2021.5.25
特集

5月29日(土)、30日(日)に開催される「JFKO第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」を前に、同大会に出場する昨年のJKJO女子チャンピオンの酒井琉翔選手(桜塾)、石野まこと選手(桜塾)、渡辺小春選手(武奨館吉村道場)に、同大会に対する意気込みや目標などをインタビュー。
 

桜塾は様々なスタイルの選手がいる中練習しているので対応できるのが強み(酒井)


ーーJKJO全日本大会優勝した感想をお聞かせ下さい
酒井
一般の部は初参戦だったのですが、Wエントリーで先に高校生の部で優勝できたので、気持ち的には楽に試合に挑む事ができました。
石野
2年連続優勝できたのですが、今回は自分のペースで、昨年度より落ち着いて試合ができました。
渡辺
目標だったジュニア三連覇が達成できたのと、Wエントリーで一般の部でも優勝できて嬉しかったです。
 
ーー決勝戦で戦った選手の印象を教えて下さい
酒井
清水未来選手(桜塾)とは試合で対戦するのは初めてだったのですが、道場では毎回組み手しているので、先輩の胸を借りるつもりで試合ができました。
石野
最近キックで活躍している田渕涼香選手(拳聖塾)だったんですが、毎回対戦するたびにキックが上手になっていて、さすがに今回も苦戦しました。
渡辺
神谷優良選手(神谷塾)とは2度対戦していますが、パンチと蹴りのバランスが良く、昔から好きな選手だったので勝てて嬉しかったです。
 
ーー酒井選手、武道奨励金100万円の使い道を教えて下さい
酒井
普段お世話になっている方々に感謝の気持をお渡ししたのと、家族にご飯をご馳走しました。コロナが収まったら、まことちゃんにもご馳走しようかどうか考えておきます(笑)。
石野
是非、楽しみに待っています(笑)
 
ーージュニアと一般での練習の違い、戦い方の違いは?
酒井
練習メニューはずっと同じです。ですが、ジュニアから一般と言うよりも、ジュニア時代から多用していた上段前蹴りが学年が上がるたびに通用しなくなって、パンチを主体とした組み手に変えていった中高生の時の方が大変でした。
石野
練習や戦い方はそんなに違いはないのですが、一般になると素手になるので打撃の対策はしました。拳サポの時のように打撃を受けるとダメージとなるので、ガードや受け方を少し変えました。
渡辺
私は練習も戦い方も、ジュニアから一般になっても違いはないですね。むしろ、ヘッドガードがない方が戦いやすいです。
 
ーー各道場の練習の特徴、強さの秘訣を教えて下さい
酒井
桜塾は選手が多い分、様々なスタイルの選手が多いので、そんな選手たちと練習をしているとどんなスタイルの選手と試合をしても対応できるのが強みだと思います。
石野
男子も女子も階級も問わず一緒になって組み手をするので、男子のパワーを経験できたり、上手な選手と組み手ができたりするので、そこが桜塾女子の強さの秘訣だと思います。
渡辺
試合前はかなりキツい稽古なのですが、みんなで声を掛け合って乗り越えています。全員が一丸となって、一つの目標に向かって頑張っている事が強さの秘訣じゃないでしょうか。
 

JFKOは憧れの舞台だからこそ結果を残したい(石野)


ーーJFKO前ですが、現在はどんな練習をしていますか?
酒井
同じ環境の先輩方や仲間たちと、血のにじむような稽古をしています(笑)。稽古のない日も一人で自主練して追い込んでいます。
石野
追い込みとして、ミット打ちを嫌になるほど打ち込んでいます(笑)。毎日ホンマに大変ですね…。
渡辺
実は先日まで体調を崩していて追い込みの練習が遅れたので、今は吉村館長や先輩方にしごかれています(笑)。
 
ーーJFKOとはどんな大会ですか?
酒井
2回目のエントリーなのですが、独特な雰囲気があってすごく緊張する大会なんですけど、その中で勝ってこそ強い選手だと思うので、結果を出したいですね。
石野
初めて出場した時はカチカチになって動けないほど緊張しました。強い選手もたくさん出場しているので、憧れの舞台です。だからこそ、憧れの舞台で結果を残したいです。
渡辺
昨年初エントリーしたのですが、コロナで中止になってしまいました。以前に観戦はしたことはあるのですが、あの空間は特別だと思うので、今年無観客でも開催されることが嬉しいです。
 
ーーJFKOのトーナメントを見た感想を教えて下さい
酒井
同じBブロックに森田青空選手(葵塾)がエントリーされているのですが、過去2回対戦して1勝1敗の戦歴なので、対戦できたら負けられない相手ですね。
石野
加藤小也香選手(新極真会愛知中央)がDブロックのシードにエントリーされているので、お互い勝ち上がって準決勝で対戦できたらリベンジしたいですね。
渡辺
もちろん誰一人楽に勝てる選手はいませんので、全員警戒しています。初参戦なので、まずは空気に飲まれないように自分の戦い方をしたいですね。
 
ーー同階級で対戦したい選手はいますか?
酒井
この前、JKJOの合同練習で水谷恋選手(久保田道場)とスパーリングさせてもらったんですけど、体幹もしっかりしててすごく強かったので、戦ってみたい選手です。
石野
今回エントリーされていないのですが、南原朱里選手(新極真会福岡)の戦い方が好きで、是非対戦したいですね。
渡辺
一昨年の世界大会の権利が掛かっている試合で準優勝していてる、Aブロックの藤原優奈(修慧会)と戦ってみたいです。
 

もちろん優勝目指してがんばります!(渡辺)

ーーズバリ、JFKOの目標をお聞かせ下さい
酒井
昨年は金城杏奈(極真会館沖縄)選手と対戦して負けてしまったので、今年はリベンジしたいです。
石野
昨年は2日目まで残れなかったので、2日目まで残って加藤選手にリベンジしたいと思っています。
渡辺
強い選手ばかりですが、もちろん優勝目指してがんばります!
 
ーー最後に、今後の目標を教えて下さい
酒井
目先のJFKOで結果を残すこと以外はまだ決めていないのですが、9月のJKJOは出場すると決めたら連覇したいと思っています。
石野
兄(源太郎)が世界大会に出場しているので、私も兄に負けず色々な大会に挑戦していきたいです。それと指導もさせてもらっているのですが、子どもたちの目標となれる指導者になっていきたいですね。
渡辺
JKJOで優勝できたので、次はJFKOで優勝して、いずれは世界大会も制覇したいです。もちろん9月のJKJOも出場するので連覇します。