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「第7回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」大会レポート

2022.5.26
レポート

5月21日(土)~22日(日)の2日間にわたり「第7回全日本フルコンタクト空手道選手権大会(JFKO全日本大会)」が、エディオンアリーナ大阪で開催された。JFKO全日本大会としては3年ぶりとなる有観客の会場で、男子5階級、女子5階級にエントリーした選手たちが激闘を繰り広げた。JKJOからは76名の選手がエントリーし、2日目に23名の選手が勝ち上がった。

その中でも特に頑張ってくれたのがJKJO女子選手。5階級中4階級で優勝を飾ってくれたのだ。
女子軽量級は、第1~5回全日本大会で5連覇を達成している菊川結衣(芦原会館)が準決勝で清水未来(桜塾)、決勝戦で昨年優勝者の手島海咲(新極真会神奈川東横浜支部)を下し3年ぶりにJFKO王者に返り咲いた。

女子軽中量級は、昨年軽量級優勝者の水谷恋(久保田道場)を、上段ヒザ蹴りで技ありを取って勝ち上がってきた冨村日花(新極真会神奈川東横浜支部)と、昨年準優勝だった石野まこと(桜塾)との決勝戦。ヒザ蹴りを中心とする冨村の攻めを真正面から受け止めた石野が延長3-0の判定で勝利。JFKOで悲願の初優勝を飾るとともに、新たに新設された女子軽中量級の初代王者に輝いた。

女子軽重量級は、階級を下げた絶対王者の久保田千尋(久保田道場)が決勝戦進出。久保田は第1・4・5回の重量級優勝者で、18年の国際大会でも同級優勝。対する浅古麗美(極真会館埼玉県木村道場)は第5・6回の軽重量級優勝者。初対決となった対戦は僅差の判定となったが、じりじりと前へ出ては強烈な腹への突きとローで攻める久保田の本戦4-0の判定勝利となった。

女子重量級決勝戦は、優勝候補の渡辺小春(武奨館吉村道場)と野邑心菜(新極真会世田谷・杉並支部)が順当に勝ち上がり、昨年と同じ顔合わせの決勝戦となった。決勝戦に相応しい、お互い一歩も引かない好勝負となったが、延長3-0の判定で渡辺が見事2連覇を飾った。

男子では重量級の後藤優太(空手道MAC)がJKJO男子選手の中で唯一決勝戦まで勝ち上がった。その後藤は、準決勝で昨年優勝者の亀山真(新極真会福岡支部)を上段ヒザ蹴りで撃破。決勝戦は2度JFKOを制している入来建武(新極真会 東京城南川崎支部)との対戦に。序盤からお互いローの攻防が続き、一歩も引かない展開が繰り広げられたが、惜しくも3-0の判定であと一歩優勝に届かなった。