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【レポート】第8回全日本フルコンタクト空手道選手権大会

2023.5.25
レポート

5月20日(土)~21日(日)の2日間にわたり「第8回全日本フルコンタクト空手道選手権大会(JFKO)」が、エディオンアリーナ大阪で開催された。すっかりコロナムードも緩和され、大声援の中、男子5階級・女子5階級フルコンタクトカラテ最高峰の戦いが繰り広げられた。
 

 
JKJOからもたくさんの選手がエントリーし、2日目に勝ち残ったのは19名。その中で見事優勝したのが女子2選手。
 
まず、女子軽量級で優勝したのが、昨年のJKJO一般で初優勝して勢いに乗っている清水由埜(桜塾)。準決勝では、前々回の優勝者・手島海咲(新極真会神奈川東横浜)を再延長の末破り決勝へ。対するは、昨年3位の金城杏奈(極真会館沖縄)を破って勝ち上がった森みいな(成心會福岡)、共にまだ高校2年生の16歳対決となった。序盤から互いにスピード感のある組手を展開し、有効打が多かった清水が本戦4-0で判定勝利し、JFKO初出場初優勝を飾った。
 

 
女子軽中量級の決勝は、昨年の優勝者・石野まこと(桜塾)を再延長で下した、第1回JFKO国際大会以来2度目の優勝を狙う水谷恋(久保田道場)と、昨年準優勝の冨村日花(新極真会神奈川東横浜)。お互い一歩も引かない展開のまま延長線までもつれ込み、さらにペースを上げる水谷が冨村を圧倒し、5-0の大差で2度目の優勝を勝ち取った。
 

 
JKJO戦士の中で準優勝は男子2名。
 
男子軽量級は、昨年3位の笹裏健士朗(聖武会館)が、準決勝で魚本尚久真(魚本流空手拳法連盟)の顔面殴打を含む3つの注意による判定勝利で、初の決勝進出を果たす。対するは昨年準優勝の澤井天心(新極真会東京城南川崎)。本戦ではお互い決め手のないまま延長へ。延長戦で一気に攻めたい笹裏だったが、澤井の攻撃に一歩及ばず準優勝となった。
 

 
男子重量級決勝戦は、昨年優勝の入来建武(新極真会東京城南川崎)が不参加だった為、昨年準優勝の後藤優太(空手道MAC)と、昨年3位の渡辺優作(新極真会世田谷杉並)が順当に勝ち上がり激突。両者は、昨年12月に行われた「新極真会 第54回全日本空手道選手権大会」の準決勝でも対戦しており後藤が勝利している。しかし今回は、渡辺の重い突きと下段廻し蹴りに苦戦し、得意の蹴りが出せず本戦5-0で準優勝となった。
 
その他、3位入賞は女子中量級の石野まこと(桜塾)、女子軽重量級の木村敬代(武立会館)、女子重量級の鴨宮菜々花(武立会館)、男子軽量級の紅谷凱(極真拳武會さいたま浦和)、男子軽中量級の福永匠真(KWF極真会館)と、今年度もJKJO戦士が健闘した結果となった。