全日本空手道選手権大会 JKJO全日本ジュニア大会 選抜大会 代表権取得者リスト 指定防具・推奨防具 選手登録について 試合規則 コロナ対策ガイドライン
JKJOとは 道場加盟案内 各種申請書
組織概要 JKJOコンセプト 加盟団体 選手強化委員会
公認審判員 公認道場 公認審判員認定の流れ 審判講習会スケジュール 審判員機構規約

新着情報

ホーム / 新着情報 / 「第13回JKJO全日本」及び「第1回JKJO全日本シニア」大会レポート

「第13回JKJO全日本」及び「第1回JKJO全日本シニア」大会レポート

2021.10.6
ニュース

9月20日(祝月)東和薬品RACTABドームにて「第13回JKJO全日本空手道選手権大会」及び「第1回JKJO全日本シニア空手道選手権大会」が開催された。
大会当日は、関西エリアもまだ緊急事態宣言下ということもあり、入場者は全員マスクとフェイスシールドの徹底、事前の抗体検査を始め、消毒ゲートや検温、抗菌マットなど、徹底されたコロナ対策が施されての開催となった。また、今大会の模様は、JKJO初となるYouTubeによる無料生配信も行われ、延べ1万人に視聴された。
 

全クラス昨年と同じ選手が優勝した一般女子クラス

昨年と同じ決勝戦となった、一般女子軽量級の酒井琉翔(桜塾)vs清水未来(桜塾)。酒井が連覇となるか、それとも清水がリベンジするか注目の一戦は、酒井が接戦を制し判定勝利となった。女子中量級は、JFKOでも入賞経験のある岡田葵(桜塾)の参戦が注目されたが、石野まこと(桜塾)がしっかりと判定勝利し三連覇を飾る結果となった。女子重量級は、渡辺小春(武奨館吉村道場)の勢いを、ベテラン木村敬代(武立会館)が止められるか注目されたが、木村のテクニックでも渡辺の勢いを止めることがでず、渡辺の判定勝利となった。
 

今年度より「中軽量級」が新設され4階級となった一般男子

まず男子軽量級は、優勝候補の郷遼久(無限勇進会)が欠場、紅谷凱(極真拳武會さいたま浦和)が2回戦敗退と波乱のスタート。その中勝ち上がったのは、酒井竜弥(桜塾)と佐久間健全(丈夫塾)。佐久間の変則的な攻撃が有効打となり僅差の判定で勝利した。男子中軽量級は、JFKOで優勝した山崎亮輝(丈夫塾)の動向が注目されたが、準決勝で優勝候補の筆頭・大野篤貴(武奨館吉村道場)に敗れ、決勝戦は2年前と同じ大野vs寺崎昇龍(士衛塾石川)。結果は本戦フルマークで大野の判定勝利となった。男子中量級は、約3年ぶりの参戦となる小野寺天汰(聖武会館)を、JKJO中量級エースの石野源太郎(桜塾)が迎え撃つ戦いに注目された。前へ前へ攻める石野に対し、巧みに石野の攻撃を交わしながら得意の蹴り技を決める小野寺が、延長の末判定勝利となった。重量級は、JKJO重量級エースの後藤優太(空手道MAC)vs多田大祐(白蓮会館東大阪南)の決勝戦。両者は過去に対戦して1勝1敗、近々では多田が勝利しているが、今回は後藤が判定勝利し見事リベンジとなった。
 

オヤジたちが熱く輝いた、初開催のJKJOシニア大会

オヤジたちの輝ける舞台をコンセプトに初開催された「第1回JKJO全日本シニア空手道選手権大会」。全国から我こそはとツワモノ達が63名エントリーし、年齢と体重で分けられた2階級4カテゴリーで行われた。誰が優勝しても僅差のない、オヤジたちの熱い戦いが繰り広げられる中、ダントツの強さで決勝戦でも1本勝ちしたのが、シニア40歳〜47歳重量級の石澤光也(光山会)だ。様々な豪華副賞も用意され、来年度も期待が膨らむシニア大会となった。
 

武道奨励金以外にも豪華副賞を用意

JKJO恒例となった武道奨励金の抽選会が大会終了後に行われ、男子100万円は大野篤貴、女子100万円は渡辺小春と、共に武奨館吉村道場の2人が引き当てた。その他にも、今回はご協賛頂いた予算を全額頑張っている選手の為に還元しようと、旅行券や商品券、シニアにはお米一俵やビール券など、様々な豪華賞品が選手に贈られた。