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JKJOのご意見番!徳富副代表に男女7階級の見所を聞いてみた!

2021.9.9
ニュース

各流派からトップクラスの選手が集まり、注目を集めている「第13回JKJO全日本空手道選手権大会」。今回も大会恒例となっているJKJOのご意見番、徳富副代表に男女7階級の見所を聞いてみた。
 

一般女子軽量級(50kg未満)

昨年優勝の酒井琉翔が連覇となるか
清水未来がリベンジするか注目したい!
 
このクラスは昨年優勝の酒井琉翔(桜塾)と、昨年決勝で酒井に敗れているが、JFKOで三位となった清水未来(桜塾)の2強だろう。2人はジュニア時代からしのぎを削り合ってきている者同士。酒井が連覇となるか、それとも清水がリベンジとなるか注目したい。そこに極真連合会のウェイト制で三位入賞の宮城名月(極真会館沖縄)と安藤真奈美(武立会館)がどう絡んでくるか。また、浅古麗美の妹の妃美香の実力にも注目だ。
 

一般女子中量級(55kg未満)

もちろん大本命は勢いに乗っている石野
そこに岡田の参戦で混戦となるか注目!
 
JKJO2連覇、今年のJFKOでも準優勝と勢いに乗っている石野まこと(桜塾)がこのクラスの大本命。そして、石野の対抗馬になりうるのが、JFKOでも入賞経験のある岡田葵(桜塾)の参戦だ。ただ、少しブランクがあるので、どこまで試合感を取り戻しているかが勝敗を分けるだろう。その他、注目なのがJKJO初参戦の金城杏奈(極真会館沖縄)と、昨年JKJO三位の大木苑(宮野道場)。さらに、JFKOで優勝候補の加藤小也香を下した新田小粋(極真浜井派石川)が台風の目となるかにも注目したい。
 

一般女子重量級(55kg以上)

渡辺の勢いを止めることができるのか
木村と神谷の渡辺攻略法に注目したい
 
大本命はもちろん、JKJO・JFKOチャンピオンの渡辺小春(武奨館吉村道場)だ。その渡辺に挑むのが、JFKOを3度制したベテラン木村敬代(武立会館)と、昨年のリベンジを果たしたたい神谷優良(神谷塾)だろう。渡辺の突きと下段蹴りを操りながら前に出てくる突進力を止められる事ができるのか、2人の渡辺攻略法にも注目したい所だ。
 

一般男子軽量級(60kg未満)

最有力はJFKO入賞の紅谷と郷
そこに酒井がどう食い込んでいくか注目したい!
 
最有力選手はもちろん、JFKO準優勝の紅谷凱(極真拳武會さいたま浦和)と、同じく三位の郷遼久(無限勇進会)だろう。そこに食い込んでくるのが、JFKOにおいて郷と僅差の判定で敗れた酒井竜弥(桜塾)と、JKJO三位の速水大輝(星和会館)。さらに新田万季人(極真浜井派石川)や宮崎皓紀(桜塾)も侮れない選手なので、その中で誰が優勝してもおかしくないほど接戦が予想される。軽量級ならではのスピーディーな展開が予想されるので、一番注目したい階級のひとつだろう。
 

一般男子軽中量級(65kg未満)

JFKO優勝の山崎包囲網!
JKJO常連の寺崎、大野、注目の呉屋が優勝を狙う!
 
新たに新設された軽中量級。注目は、JFKOで優勝した山崎亮輝(丈夫塾)を筆頭に、JKJOやJFKOでも結果を出しているJKJO常連の寺崎昇龍(士衛塾石川)と大野篤貴(武奨館吉村道場)、そして注目の呉屋広樹(極真会館関西)が脇を固める。順当に勝ち上がればこの4人での戦いとなるだろうが、1年半のブランクがある寺崎が試合感を戻しているか、最近実力を出し切れていない大野が調子を戻してきているか、その2人の動向に注目したい。
 

一般男子中量級(75kg未満)

3年のブランクを感じさせない小野寺か
JKJO中量級エースの石野か、この二人に注目!
 
一番の注目は、数々の大会でその実力を誇ってきた小野寺天汰(聖武会館)の約3年ぶりとなる参戦。それをJKJO中量級エースの石野源太郎(桜塾)が迎え撃つ。成長著しい石野と、3年のブランクを感じさせない蹴り技が健在ならば、石野vs小野寺が決勝で対戦するだろう。それを拒みたい大場健吾(無限勇進会)と黒田轍(丈夫塾)がどう絡んでくるかも注目したい。どちらにせよ、小野寺がどれだけ仕上げてくるかが、このトーナメントの勝敗を左右するカギとなるだろう。
 

一般男子重量級(75kg以上)

JKJO重量級エースの後藤が多田にリベンジできるのか
各流派のトップ選手の動向にも注目だ!
 
JKJO重量級エースの後藤優太(空手道MAC)が、各流派のトップ選手を迎え撃つ構図。まず、その筆頭が多田大祐(白蓮会館東大阪南)だ。両者は過去に対戦して1勝1敗、この前行われた極真会館のウェイト制では多田が後藤を下しているだけに、後藤がリベンジできるか注目したい。その他、亀井元気(極真会館中村)、芦高侑平(極真会館関西)がどこまで勝ち上がってくるのか期待したい。また、成長著しい早川羅偉(桜塾)が牙城を崩してくるかも注目だ。