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【恒例企画】德富先生にJKJO全日本大会の見所を聞いてみた!

2021.11.15
ニュース

JKJO全日本大会まで残り約1週間。先日トーナメントも発表されました。その組み合わせを見て、JKJO出場選手全員のデータを把握しているJKJOマスター、JKJO副代表の德富先生(飛心会)に、JKJO全日本大会注目のカード、見所を聞いてみた。
 

村上雄哉が連覇するか、誰が阻止するのか注目!

[小学5年男子35kg未満]
現在5連覇中の村上雄哉(大阪府)が連覇となるか、それを誰が阻止できるのかが注目のクラス。その最有力選手が、昨年準優勝した柳田凌央(愛知県)だ。今年7月に行われた選抜指定大会の「武神カラテオールジャパンカップ2021」では柳田が勝利しているだけに、村上の連覇を止められるか注目したい。だが、その柳田の前に立ちはだかる強豪選手が同ブロックにいる。昨年三位の富山莉王(神奈川県)だ。順当に勝ち上がれば両者が準々決勝で対戦となるので、その動向にも注目したい。同じく昨年三位の山口叶来也(神奈川県)も順当に勝ち上がれば村上と準決勝で対戦となるので、そちらも要注目だろう。入賞歴はないが、メキメキ実力を付けてきている角颯人(愛知県)にも注目したい。

最有力の浦山に都築と本杉が対抗、大浴に注目!

[中学1年男子52kg以上の部]
浦山竜精(石川県)の連覇を誰が阻止するのか注目のクラス。最有力は昨年三位の都築莉玖(愛知県)と本杉一颯(愛知県)だろう。順当に勝ち上がれば都築とは準決勝、本杉とは決勝での対戦となるが、本杉のブロックには久しぶりのJKJO参戦となる白蓮会館の強豪、大浴元気(大阪府)が立ちはだかる。今年7月に行われた「武神カラテオールジャパンカップ2021」では、決勝戦で本杉が大浴から勝利して優勝しているが、準決勝で浦山に勝利しているだけに、上位戦線に食い込んでくるのは間違いないだろう。

役者が揃った德富イチオシの激戦区!

[中学2〜3年男子57kg未満の部]
役者が揃った德富イチオシの激戦区。この中で優勝候補最有力は、昨年優勝した山川慧大(三重県)だろう。その首を狙うのが、昨年ひと階級下の47kg未満で優勝した上野奏貴(北海道)が階級を上げて参戦。ただ、上野の2回戦で、昨年中学1年52kg以上の部で優勝した松田流誠(岐阜県)が1回戦を勝ち上がれば、早くも昨年度の優勝者同士が対戦することとなる。さらに同ブロックには、昨年中学1年52kg未満三位の川口一護(石川県)も待ち構える。反対ブロックには、昨年準優勝の岡田凌平(愛知県)、勝ち上がれば岡田と2回戦で対戦となる昨年中学1年52kg未満準優勝の中西亮太(愛知県)、昨年中学1年42kg未満準優勝の小金澤亮馬(埼玉県)、さらに昨年三位の林諒芽(愛知県)に、47kg未満から階級を上げてきた昨年三位の中村亮介(滋賀県)と、強豪揃いの最注目激戦区。誰が勝ち上がるか注目したい。

最有力は石川と岩永、新鋭の山口の動向に注目!

[高校男子60kg未満]
最有力は、昨年準優勝の石川笑心太(三重県)と、最近一般の部でも活躍している岩永勝亮(岐阜県)。それを追うのが、高田龍聖(愛知県)、三井所太陽(佐賀県)、山口叶和(神奈川県)、橋本雷汰(三重県)の4選手。中でも注目なのが、今年7月に行われた「第21回百万石杯空手道選手権大会」で優勝している山口。順当に勝ち上がれば3回戦で橋本、準決勝で石川と対戦となるので、キックの試合にも出場している山口がどこまで勝ち上がるか注目したい。昨年三位の三井所は、勝ち上がれば2回戦で岩永と対戦となる。高田は試合から少し遠のいているだけに、どこまで仕上げてくるか注目だろう。

優勝候補の丸本を中心に、強豪揃いの混戦クラス

[小学6年女子40kg未満]
優勝候補最有力は、昨年の優勝した丸本依央奈(岐阜県)。次に注目なのが昨年三位の加藤愛琉(愛知県)と、一昨年準優勝の夏目玲菜(愛知県)。その二人が勝ち上がれば、早くも3回戦で対戦となるので注目したい。さらに同ブロックには昨年三位の小野寺朱雀奈(北海道)と、一昨年三位の柴生諒(大阪府)、昨年準優勝の野嶋紗(静岡県)がいる混戦ブロック。もちろん丸本のブロックにも強豪が揃っている。一昨年優勝の上野来実(北海道)、最近実力を付けてきている中村碧葉(石川県)に渡邉藍(岐阜県)と、強豪揃いのこのクラスからも目が離せないだろう。

岩口の参戦で勝負の行方がどうなるか注目!

[中学2〜3年女子50kg未満]
昨年の優勝者の中園ひより(大阪府)、同じく43kg未満の優勝者の松尾茄南(東京都)、昨年中学1年43kg未満で準優勝の秦愛穂(大阪府)、同じく三位の指江咲妃(石川県)と水谷藍(愛知県)に、岩口紗藍(愛知県)の参戦で勝負の行方がどうなるかが一番の注目ポイント。さらに、今年9月に行われた「全東海空手道選手権大会2021」において、岩口と秦に勝利して優勝した三ヶ島小夏(千葉県)にも注目したい。