ーー今年度のJKJOに期待することを教えて下さい
 
宮地特別顧問
フルコンタクトカラテの新しい流れを切り開いてきたのはJKJO。今年も更に視点を変え、取り組むべきことはいくつも用意されている。もちろん世代交代も含めて、フルコン界の新たなスタンダードを作っていく事、それが今年のJKJOに課された役割だと思っています。
 
渡辺顧問
昨年のインカレがあれだけ盛り上がったので、今年の「第2回全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会」が重要となります。文部科学大臣杯となり、より一層権威ある大会となった全日本ジュニアや、JKJO全日本一般もシニアも盛り上がってきているので、今年は更に飛躍することを期待しています。
 
松井会長
新型コロナウイルスが5類に移行し、従来通りの大会開催が行えるようになりました。もちろん、最低限度の感染対策は行う予定ですが、入場制限や年齢制限もなくなりますので、家族全員で応援できるような熱い大会になる事を期待しています。
 
ーー今年の全日本大会、インカレに期待する事はありますか？
 
宮地特別顧問
シニア女子やワンマッチなど、新たな部門を設けることによって、参加者の拡大、そして今まで大会出場を諦めていた指導者や道場生に新たな光が差すことになります。これはフルコン界全体にとっても素晴らしいことだと思います。
 
渡辺顧問
私が代表を努めている頃、一度だけ団体戦を行ったことがありましたが、今年から装いも新たに団体戦が復活します。団体戦は普段戦っている選手がチーム一丸となって各地域で戦うので非常に盛り上がります。以前は中部と関西が圧倒的な強さを見せていましたが、今はどこのエリアが強いのか楽しみです。
 
松井会長
昨年、フルコン界初のインカレとして大きな注目を浴び、全国から113校の大学・専門学校が集まり、大変盛り上がりました。今年は更に大学に認知され、全国からたくさんの選手がエントリーし、昨年以上の盛り上がりを期待します。
 
松井会長、宮地特別顧問、渡辺顧問、貴重なお時間ありがとうございました。JKJOを築き上げて下さった重鎮御三方の期待を胸に、今年度も全日本大会及びインカレを盛り上げていきますのでご期待下さい！