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【インタビュー企画】輝かしい戦績を残したジュニア戦士が一般へ挑戦する、気持ちと本音![第二弾 男子編]

2024.5.21
特集

ジュニア時代、輝かしい戦績を残したジュニア戦士が一般へと挑戦し、近い将来「ヒーロー」になる可能性を秘めた未来のモンスターたち。そんな選手たちのこれから一般大会へと挑戦する気持ちと本音、そして「乗り越えなきゃいけない壁(チャンピオン)」に挑む覚悟とは…。
 
ーー最近、空手以外でハマっている事を教えて下さい
【山川】先日東京ドームで防衛戦があった、ボクサーの井上尚弥選手は強くてカッコよくて憧れますね。音楽はワンオクが好きでよく聞いています。
【岡田】基本食べることが大好きなので、減量のない時は学校帰りに友達と甘い物やラーメンなどをよく食べに行っています。あと、姉と一緒にDai-Ceにハマっています。
【浦山】高校に入ったばかりなので、まずは友だち作りに励んでいます(笑)こう見えて、実はラップ好きです。
 
ーージュニアの大会でやり残した事、達成できなかった事はありますか?
【山川】「JKJO全日本ジュニア」でも優勝していますし、やり残したことはないのですが、負け越したままの選手もいますので、これからリベンジしたいですね。
【岡田】高校1年生の時に「JKJO全日本ジュニア」で優勝したのですが、昨年負けて2連覇できなかったことが悔いに残っています。今年はジュニア最後の年なので、優勝してジュニアを締めたいです。
【浦山】小学6年生の時に「JKJO全日本ジュニア」で優勝した以来優勝できていないので、高校生の内にもう一度優勝したいです。
 
ーー今年度、一般の大会へのエントリー予定を教えて下さい
【山川】5月のJFKOにエントリーして、9月のJKJOも出場します。
【岡田】僕も同じく、5月のJFKOと9月のJKJOに出場します。
【浦山】まだ一般への参戦は未定ですが、吉村先生と相談しながら考えていきたいと思っています。
 
ーー今後、ジュニア大会への参戦予定は?
【山川】僕は試合の間隔を空けてしまうと試合勘が鈍ってしまうので、ジュニアの大会に出られる内はジュニアも一般もどちらもエントリーしていきます。
【岡田】高校生になって一般へシフトしてきていますので、ジュニア大会にも参戦はしていますが、だいぶ減ってきています。
【浦山】高校生の間に「JKJO全日本ジュニア」を制したいので、それまではジュニア大会は参戦し続けます。
 
ーー山川選手と岡田選手は同学年、同階級ですよね?
【山川】小学生の頃から何度も対戦しています。小学生の頃はずっと負け越していましたが、ようやく岡田くんに追いついてきました。
【岡田】最近は山川くんに負けることの方が多くなってきていますよ。JFKOでもお互いが勝ち上がれば準決勝で対戦することになりますし、これから一般でも対戦する機会が増えると思います。
 
ーー一般の大会に挑戦する気持ちを教えて下さい
【山川】JFKOは2年連続ベスト8、JKJOは3位でしたので、今年こそはもっと上の結果を出していきたいです。
【岡田】JFKOもJKJOも今年は2年目のチャレンジとなりますので、今年は結果を出したいです。
 

 
ーージュニアと一般での戦い方の違いを教えて下さい
【山川】一般はダメージを与えないとポイントにはならないので、ダメージに重点を置いて練習や試合もしています。
【岡田】僕が一番ジュニアとの違いを感じるのは距離ですね。一般で戦う選手の方はその距離感が絶妙で戦い方が上手いと思います。僕も自分の戦い方は貫きつつ、相手の空いているスペースをしっかり狙ってダメージを与える戦い方をしています。
 
ーーでは、一般の大会に向けてどんな練習をしていますか?
【山川】最後の30秒が重要になってきますので、練習終わりの疲れている時にラッシュの練習したり、走り込みをしたりしています。
【岡田】一般クラスの練習に加え、一般は試合時間が長いので、毎日ランニングしてスタミナの強化をしています。
 
ーー正直、一般で戦う怖さはないですか?
【山川】始めはヘッドガードがないので怖かったですが、試合を重ねる毎に慣れてきました。
【岡田】僕も始めは素手素足なので当たるのが怖かったですが、試合中はアドレナリンが出ているので痛みも感じなくて慣れてきました。
 
ーー先輩方の話しを聞いていかがですか?
【浦山】すごいですね(笑)僕も高校生になって試合時間が2分になったので、稽古量を増やしてスタミナ強化の練習をするようになりました。ヘッドガードのない素手素足の戦いはしたことがないので、話しを聞くと正直怖さもありますが、しっかり準備をして一般に挑戦してみたいです。
 
ーー改めて、一般大会での目標をお聞かせ下さい
【山川】目先にはJFKO、9月にはJKJOと大舞台がありますが、今年こそは優勝したいです。
【岡田】まずJFKOでは2日目に残って、更に上を目指したいです。JKJOでも今年は結果を出したいと思います。
【浦山】今年なのか来年になるかわかりませんが一般の大会にデビューして、いずれはJFKOやJKJOの大舞台にチャレンジしていきたいです。
 
ーー戦いたい一般の選手を教えて下さい
【山川】魚本選手(魚本流)に負けているので、リベンジしたいです。
【岡田】昨年JKJOで笹裏選手(聖武会館)に負けてしまったので、いつかリベンジしたいです。あと、JFKOで昨年優勝した澤井選手(新極真会東京城南川崎支部)と戦ってみたいですね。
【浦山】同じ階級になるかわかりませんが、石野選手(桜塾)、白蓮会館の福地選手、平木選手と戦ってみたいです。
 
ーー将来、乗り越えなきゃいけない壁(選手)は?
【山川】魚本選手もそうですが、紅谷選手(極真拳武會)や新里選手(武立会館)など、まだまだ壁はたくさんいますので、一つ一つ乗り越えていきたいです。
【岡田】僕も山川選手があげた選手と同じになってしまいますが、いつもシードにいる選手はかなり高い壁ですので、その壁を越えていかなければ優勝はないと思っています。
【浦山】まだまだ自分にとっては一般で戦う選手誰もが壁になると思いますので、一勝一勝を積み重ねて憧れの選手たちに挑んでいきたいと思います。
 
ーー選手としての最終目標を教えて下さい
【山川】JKJOでもJFKOでも優勝して、その後、世界大会でも優勝することです。
【岡田】大きな壁を越えて、JKJOでもJFKOでも優勝することです。
【浦山】JFKO、JKJO含め、一般の大きな大会で優勝することです。
 
ーー最後に、現在のチャンピオンへ決意表明をお願いします
【山川】絶対に魅力的な選手になるので、それまで待っていて下さい!
【岡田】チャンピオンが誰であろうと、圧倒的に倒します!
【浦山】いつか絶対勝つので、それまで引退せず待っていて下さい!
 
ありがとうございました!
この3選手の活躍に、今後も是非注目して下さい。
 

浦山 竜精(武奨館吉村道場)
第17回JKJO全日本ジュニア中学2〜3年男子57kg以上の部 三位

岡田 凌平(桜塾)
第16回JKJO全日本ジュニア高校男子60kg未満の部 優勝

山川 慧大(真誠塾)
第17回JKJO全日本ジュニア高校男子60kg未満の部 優勝