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[大会レポート]第4回かがやき杯空手道選手権大会

2021.3.22
レポート

2021年3月14日(日)富山県高岡市竹平記念体育館に於いて「第4回かがやき杯空手道選手権大会」が開催されました。第15回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会に向け、今期初となる選抜指定大会。権利獲得を目指す選手達が全国各地から集結しました。
 
コロナ感染拡大が収まらない中での開催となり、3部制総入れ替え、手指消毒の徹底はもちろん、観客席の間隔も空け、審判団交代時にはマット消毒、選手は指定フェイスシールド着用、審判団・スタッフもフェイスシールド・手袋を着用する等あらゆる感染対策を講じ行われました。
 
試合は3審制、本戦マストシステム。昨年の全日本選手権同様方式で行われ、戦う選手達はそれぞれ対策を練り1分30秒、2分の試合時間でいかにして相手に差をつけるかと必死の攻防が繰り広げられました。それを裁く審判団も主審はすべてS・準S級、副審もほとんどがB級以上と素晴らしいメンバーがそろい、各コート、フェアなジャッジメントがなされました。選抜クラスはやはり4角のシード選手が順当に勝ち上がるクラスが多く見られましたが、全日本チャンピオンがノーシードの選手に敗れる波乱もありました。
 
権利獲得を目指し懸命に稽古を積んできた選手たちの熱いハイレベルな戦いの中、利根川十仁vs筒井ふたば(高校女子48kg未満)、福井啓太vs奥村爽史(高校男子70kg以上)、利根川世道vs川口一護(中学1年男55kg未満)全日本三連覇の浦山竜精vs菊田真翔(小学6年男子43kg以上)と主催道場武奨館の同門決勝戦が実現、ホスト道場としての面目を保ってくれました。会場内は戦う選手たちの真剣な眼差し、必死に歯を食いしばり戦う姿、表彰盾を手に嬉しそうに写真に納まる姿、負けて悔し涙を流しながらも相手選手としっかり挨拶を交わす姿…、様々な感情にあふれていました。それもこれも頑張って稽古してきたからこその姿。その姿を見て、コロナに負けず日々稽古に打ち込んでいる選手達のために、賛否がある中、大会を開催する決断をして良かったと心底思いました。

権利を獲得した選手の皆さん、第15回全日本選手権に向けより一層稽古に励んでください。権利獲得とならなかった選手の皆さん、まだまだチャンスはあります。強い思いを持ってチャンスに挑んでください。
 
また、当日JKJO酒井代表理事、松井会長、徳富副代表理事、寺西常任理事、中山理事、竹中監事の役員の皆様にも列席賜り大会に花を添えていただきました。ありがとうございました。
 
最後になりますが、この状況の中、ご参加いただいた各派代表の皆様、快く審判を引き受けてくれた先生方、前日準備及び当日のスタッフに当たってくれた武奨館指導員、道場生、保護者の皆様、心より感謝致します。
 
レポート 武奨館 吉村 裕