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【レポート】第7回かがやき杯空手道選手権大会

2024.3.11
レポート

震災からの復興「がんばろう能登」をテーマに掲げ「第7回かがやき杯空手道選手権大会」が被災地の富山県高岡市で開催されました。
主催者としてこのような時期に大会を行ってもよいものか悩みました。酒井代表はじめJKC・JKJO役員の皆様、JKJO北陸地区の先生方、大会でお会いする全国の先生方から選手たちのためにぜひ開催してほしい、全力で協力するとの声に背中を押され開催を決意いたしました。参加人数は当然激減するだろうと覚悟していましたが、ふたを開けてみると昨年と遜色ない参加人数となり、権利枠4枠を確保することができました。いまだ余震が続く中、全国よりのご参加心より感謝いたします。
 

 
最も甚大な被害を受けた、武奨館七尾道場、七尾香島道場の選手たちの想いのこもった選手宣誓後、5コート、一部5審制で試合がスタートしました。選抜クラスは、今年度最初の選抜指定大会で全日本の切符を手に入れようと全国から猛者が集いハイレベルな戦いが繰り広げられました。やはり4角のシード選手が順当に勝ち上がるクラスが多く見られました。中学1年男子45kg未満の部では髙野颯vs竹内虎和の主催道場武奨館の同門決勝戦が実現、髙野が僅差で競り勝ち今季初のMVP賞を獲得、女子はビッグトーナメント小学5年女子37㎏未満の部を制した鹿肝碧依(極真浜井派)が獲得、奇しくも被災地の二人がJKJO2024年限定MVP拳サポーターをゲット、主催者からもアディダスパンチングミットが送られ満面の笑みを浮かべていました。
 

 
会場内は選手たちの真剣な眼差し、勝利をつかもうと必死に戦う姿、セコンドの温かい声援、トロフィーを手に嬉しそうに写真に納まる姿、負けて悔し涙を流しながらも相手選手としっかり挨拶を交わす姿…様々な感情があふれていました。
それもこれも頑張って稽古してきたからこその姿。その姿を見て、開催を決意して良かった…心からそう思いました。権利を獲得した選手の皆さん「第18回JKJO全日本空手道選手権大会」に向けより一層稽古に励んでください。権利獲得とならなかった選手の皆さん、まだまだチャンスはあります。今大会での経験を糧に、次大会で権利獲得できるよう強い気持ちで挑んでください。
また、開会式にてJKJO松井会長より全国各地区本部より寄せられた義援金780,000円が授与されました。全国の先生方の仲間を大切にする温かいお気持ち、本当にうれしく思います。ありがとうございました。
最後になりますが、この状況の中、ご参加いただいた各派代表の皆様、快く審判を引き受けてくれた先生方、前日準備及び当日のスタッフに当たってくれた武奨館指導員、道場生、保護者の皆様、心より感謝致します。
 
レポート 武奨館 吉村裕