5月31日(土)、6月1日(日)の2日間に渡り「FULLCONTACT KARATE EXPO 2025」が、東京・有明アリーナで開催された。
男女10階級で世界一を決める『第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会(WFKO世界大会)』をはじめ、『第2回国際フルコンタクト空手道選手権大会(JFKO国際大会)』、『第1回国際シニアフルコンタクト空手道選手権大会(国際シニア大会)』の3大会が併催された。
[女子軽量級]
優勝 森 みいな(成心會福岡支部)
延長 判定3-0
× 山中 咲和(新極真会高知支部)
スピードのある突きの森に、前蹴りと下段蹴りで応戦する山中。本戦は山中の顔面殴打による注意1もあったが、判定は森の2-0引き分け。延長戦、森はステップを活かしながら突きと膝、内股でラッシュをかけ3-0で森が優勝を決めた。
[女子軽中量級]
優勝 水谷 藍(久保田道場)
延長 判定5-0
× 小嶋 夏鈴(新極真会東京江戸川支部)
お互いに様子を伺いながら、真っ向から打ち合いに挑む水谷。蹴りを多用しながらコンビネーションで攻めて行くも本戦は判定1-0の引き分け。延長戦、水谷のペースは落ちることなく攻め続け、小嶋は次第に応戦一方に。最後まで攻め続けた水谷が5-0で勝利し初優勝を飾った。
[男子重量級]
優勝 後藤 優太(空手道MAC)
本戦 判定5-0
× 多田 成慶(新極真会福岡支部)
準決勝も海外選手から2度の下段蹴りで合わせ一本を決めた後藤。決勝戦は身長差を活かした得意の上段膝蹴りで技有りを奪い、本戦5-0の判定勝利で多田にリベンジを果たし祈願のビッグタイトルを獲得した。
[女子軽量級]
優勝 西山 空那(空會館)
本戦 判定3-0
× 河村奈々(新極真会福岡支部)
16歳の西山と対するは、15歳の河村による現役高校生対決。序盤から激しい打ち合いを制したのは西山。着々と実力を付けてきた西山が、勢いに乗る河村の勢いを封じ本戦3-0で初優勝を果たした。
[男子軽中量級]
優勝 水谷 翔(久保田道場)
本戦 判定4-0
× 村田 哲成(新極真会福岡支部)
第7回JFKOで三位入賞経験のある水谷が初の決勝戦に駒を進めた。左右のフットワークで果敢に攻めてくる村田に対し、相手の様子を伺いながら沈着冷静に試合運びをする水谷。最後まで落ち着いた試合運びで確実に突きをヒットさせた水谷が、本戦4-0で初優勝を飾った。